現地採用の給与、ボーナス、手当、福利厚生、暮らしぶり
日系でもカナダ系でも現地採用者の一般的な条件について整理しています。
気になる給与
カナダで現地採用として働く場合、持っているスキルや経験によって待遇は異なりますし、職種によっても給料は異なります。
一般的な事務職の場合には、平均すると18000カナダドル~多くても40000カナダドル程度の年収となります。
日本では、毎月の給料が月給制として支払われることが多いのですが、カナダでは年俸制となっていて、この年収にはボーナス分も含まれています。
日系企業の現地採用で多い営業職の場合には、40000カナダドル~能力次第で80000カナダドル程度の年収が平均となり、事務職よりも高くなります。
エンジニアなど専門職になると年収80000カナダドルを稼ぐことも可能です。
管理職では100000カナダドルを超えるものもあります。
ボーナス
カナダの給料は年俸制になっているので、ボーナスは年俸の中にすべて含まれています。
日本のように春と夏にボーナスが支給されるということはありませんので注意しましょう。
職場によっては毎年ボーナスとして年棒以外に支給される場合もありますが、一般的ではありませんし、日本のボーナスのように給料何か月分というわけではなく、金額は少額なのが一般的です。
各種手当、福利厚生
現地採用の人につく手当には、家族手当や交通費、住居費補助などの手当てがあります。企業によってどのような手当てがいくらぐらいつくかは異なります。
手当がまったく付かないという職場もありますし、手当分はすべて給料に含まれているという職場がほとんどです。
現地採用の場合、カナダの社会保険を利用することができるので、医療に関しては手厚い福利厚生を受けることができます。
暮らしぶり
カナダでは都市部に行くと日本食材や雑誌、書籍などを購入できるショップがあるので、利用している日本人はたくさんいます。
価格は日本で購入するよりも若干割高なものも多いのですが、まったく手に入らないというわけではないのでホームシックにかかる心配も少なく過ごせるのではないでしょうか。
雑誌などはカナダ国内なら定期配達しているサービスもあり、快適に暮らすこともできます。
